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流れ 2010年12月号 目次

― 特集テーマ: 空力騒音 ―

  1. ~形状から表面性状へ~ 柔毛材による空力発生音の低減 
    西村正治(鳥取大学)
  2. 高速PIVを用いた多翼ファンの翼間流れの動的挙動解析
    酒井雅晴((株)デンソー)
  3. 流れ場の高速PIV測定による空力音源の可視化
    宇田東樹(鉄道総合技術研究所)
  4. 「光」と「CT」を用いた超音速ジェット騒音の断層可視化手法
    荒木幹也(群馬大学)
  5. 空力音響解析のすゝめ
    飯田明由(豊橋科学技術大学)
  6. 編集後記
    濱川、堺、木下

 

ニュースレター2010年12月号編集後記

 空力騒音は,これまでに様々な機械の騒音源として注目され,低騒音化のための研究が行われてきました.最近では,乗り物だけでなく家庭やオフィスなどにおいても,ますますその静寂性が求められており,低騒音化が製品の重要な付加価値となっています.

 今回の特集では,特に空力騒音に関する「実験」に焦点を絞って編集致しました.空力騒音の研究にも様々なアプローチの方法がありますが,すでにニュースレター2007年8月号「流体と騒音:汎用ソフトウェア特集」において,流体と騒音に関わるいくつかの汎用ソフトウェアの最新解析技術も紹介されております.合わせて,ご参考にして頂ければ幸いです.

 ご多忙中にも関わらず,特集テーマについて話題をご提供いただきました執筆者の先生方に厚く御礼申し上げます.

12月号担当
濱川洋充(大分大学)
堺紀夫((株)東芝)
木下幸一(東京ダイレック(株))

更新日:2010.12.3