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No.26-51 講習会「流体とインフォマティクス」

企 画

流体工学部門

開催日

2026年4月21日(火)9:30-17:10

協賛(予定)

自動車技術会、日本航空宇宙学会、日本流体力学会、日本混相流学会、可視化情報学会、日本伝熱学会、日本ガスタービン学会、ターボ機械協会、日本原子力学会、日本森林学会、日本気象学会、日本計算工学会、日本シミュレーション学会、オープンCAE学会、情報処理学会、進化計算学会

開催形態

オンライン開催
※Zoomを利用(ミーティングIDとパスワードは開催7日前を目途にお申し込み時のメールアドレス宛へご連絡いたします)
※講習会内容を録画し、本講習会参加者限定でYouTubeにて2週間程度のアーカイブ配信を行います。

趣 旨

設計・研究の現場において、「もっと効率的に設計パラメータを評価したい」「計測、解析データから有意義な情報を抽出したい」「流行りのAI・機械学習の事例を知りたい」と感じることはないでしょうか。近年、従来の工学的手法と情報科学的なアプローチを融合し、有用な情報を抽出する新しい問題解決手段が着目されております。本講習会ではその中でも特に、流体問題への適用に着目し「デジタルツイン」「データ駆動科学」「データ同化」「機械学習」「PINNs」「サロゲートモデル」「低次元モデル」などトピックについて紹介いたします。本講習会は、主に企業の技術者・研究者や、学部・大学院の学生の方々を対象としております。本講習会はサテライト受講形式でのライブ配信を行なう予定で、WEB会議システムを用いて、自社会議室等で受講いただけます。多数の皆様の参加をお待ちしております。

プログラム

9:30-9:40

挨拶・諸説明 (10分)
株式会社日立製作所 小針達也、株式会社荏原製作所 安炳辰、株式会社IHI 中積佳寛

9:40-11:10

名古屋大学/DoerResearch株式会社 菊地亮太 特任准教授 (90分)
「産業に活かすフルードインフォマティクス:デジタルツインで繋ぐ人間の知性とデータ駆動」
デジタルツインが注目されるなか、製品ライフサイクル全体で効率よく設計・予測・制御を行うためには、現実世界の運用条件とバーチャル空間のシミュレーションを結びつける技術基盤が不可欠です。本講演では、データ同化や機械学習などの技術を活用した「フルードインフォマティクス」の新しい可能性について議論します。デジタルツインを中心とした技術体系を工学・産業界に適用する上での課題や、設計段階だけでなく実運用・保守・制御プロセスにわたる展開を紹介します。

11:20-12:20 

九州大学 下山幸治 教授 (60分)
「流体解析・設計のサロゲートモデリング:理想・現実・問題対策」
自動車・航空機・ターボ機械などの流体機械の性能を支配する流体力学は、解の形が自明ではないブラックボックスな物理現象です。流体現象の解析には高価なコストを伴うため、解の形を代数式として明示的に近似することで解析を安価に行う「サロゲート(代替)モデル」が近年注目を浴びています。本講演では、流体解析および設計を対象としたサロゲートモデリングについて、「理想」と「現実」のギャップを伝えるとともに、そのギャップを埋めるためにこれまでに研究してきた対策を紹介します。

12:20-13:40 昼休み
13:40-14:40

名古屋大学 野々村拓 教授 (60分)
「流体力学の低次元モデルとスパースセンシング」
流体力学の高次元データは固有直交分解や動的モード分解を利用することにより、少数の潜在変数で表現できる可能性がある。この低次元化された表現を利用することにより、感度の良い少数のスパースなセンサ情報のみから流れ場全体を復元できる可能性が見えつつある。本講演では、流体力学の低次元モデルおよびセンサ位置最適化に関してその概要を説明し、このアイデアの具体例としてスパースプロセッシングPIV(粒子画像速度測定法)によりリアルタイム流体場観測やそれを利用したリアルタイム流体フィードバック制御が可能となることを説明する。

14:50-15:50

東北大学 河合宗司 教授 (60分)
「高忠実な流体シミュレーションのその先:超大規模複雑データとデータ駆動科学」
近年のシミュレーション手法およびスパコン演算性能の飛躍的進歩により、実現象を高忠実に再現した超大規模複雑データを扱う流れが学術界のみならず産業界でも急速に進んでいる。この流れは今後さらに加速し、これまでとは次元の異なるデータの複雑さと規模を扱う転換期に我々が直面していることを意味する。本講演では、このような超大規模複雑流体データを「どう見て・どう活用するか」という観点から、最新のデータ駆動科学研究を紹介する。具体的には、(1)超大規模データの低次元化法、(2)連続スペクトルを考慮した鍵となる流体運動の抽出法、(3)現象に内在する駆動維持機構に着目した入出力関係の同定手法について議論する。

16:00-17:00 

九州大学 浅井光輝 教授 (60分)
「PINN(CAE×データサイエンス)を成功させるための物理の必要性」
モノづくりではCAEはあたり前の技術となり、トポロジー最適化により計算機が新しい構造形態を創成し、その形態をそのまま3Dプリンタにて造形することができる時代になってきた。一方、CAEへの要求も高まり、複雑な現象を解く、また3Dの詳細な計算結果が求められ、計算時間は増加の一途をたどる。同時に、昨今では生成系AIなどの機械学習(ML)の進歩は著しい。なかでも、先の物理の数値計算をMLへと転換しようとするScientific MLという分野が隆盛を極めている。本講義では、Scientific MLで注目されている技術の一つPhysics Informed Neural Networks(PINNs)について紹介する。そして、正しく使いこなすには、機械学習だけでなく、“物理(非線形力学)”の知識が重要性となることを、実例をもとに解説する。

17:00-17:10 クロージング
株式会社日立製作所 小針達也、株式会社荏原製作所 安炳辰、株式会社IHI 中積佳寛

定 員

90名程度。申込み先着順により定員になり次第締め切ります。

聴講料

正員・特別員(割引コード利用)12,000円、会員外29,000円、学生員/大学院生の会員(正員)*/正員(継続特典)1,000円、一般学生6,000円
協賛団体会員の方も本会会員と同様の料金とさせて頂きます。
本講習会では大学院生の会員(正員)は、学生員の聴講料で参加できます。

  • 参加費はいずれも税込み価格です。
  • 正員(大学院博士後期課程在籍者)の方は「学生員」を選択し、「通信欄」に所属大学院名、課程・学年をご記入ください。
  • 学生員から正員資格へ変更された方は、卒業後3 年間、本会講習会への聴講は学生員価格にて参加が可能です。申込先フォームの会員資格は「正員(学生員から正員への継続特典対象者)を選択し、通信欄に卒業年と卒業された学校名を記載してください。
  • 機械学会特別員(法人会員)資格にてご参加の場合は、会員番号欄に11桁の行事参加料割引コード(XXXXXXX-XXXX)をご入力ください。
  • 「特別員行事参加無料券」を利用される場合、聴講料は無料となります。「特別員 行事参加無料券利用」を選択のうえお申込みください。申込完了後、担当職員まで「自動返信メール」を印刷したものと「特別行事参加無料券(原本)」をご郵送ください。
  • 協賛学協会会員の方は「協賛団体一般」「協賛団体学生」を選択し、会員番号欄に所属団体の会員番号を、通信欄には協賛団体名をご記入ください。

教 材

教材のみの販売はいたしません。本講習会は講習会参加者に限り、教材の電子ファイルを提供いたします。

申込方法

Payventにて受付します。
https://app.payvent.net/embedded_forms/show/698542827b74f5f9d98020b8

  • 参加費については、2026年4月14日(火)までに決済をお願いします。
  • 聴講料のお支払いには、クレジットカード(Apple pay、Google pay含む)・銀行振込のいずれかがお使いいただけます。
  • 銀行振込の際の振込手数料は、各自でご負担いただきます。予めご了承ください。また、振込先の口座は申し込みごとに異なり、他の申し込みとまとめてのお支払いは出来かねます
  • 銀行振込でのお支払期限は、原則としてお申し込みから3日以内です。ご入金が確認出来ない場合、こちらでキャンセル処理をさせていただきますのでご了承ください。
  • お申込内容は、Payventより配信されるお申し込み完了メールからご確認いただけます。メールが届かない場合は、「payvent.net」からのメールを許可するように受信設定をお願いします。
  • 原則として、お支払い完了後はキャンセルのお申し出があってもご返金できませんので何卒ご了承ください。
    本ページからのお申し込みについては、集会事業申込規約にご同意いただいたものとみなします。

領収書について

  • 領収書・請求書のお宛名には参加者の氏名が自動で記載されます。ご所属先を宛名に追加する場合は申込フォームの”領収・請求宛名”欄に記載をお願い致します。(こちらに氏名を入力しますと、宛名に氏名が重複しますのでご注意ください)
  • 領収書・請求書はPayventからのお支払い完了メールに記載されているURLよりダウンロードいただけます。

注意事項

  • 本講習会はZoomミーティングを利用してオンラインで開催いたします。必ず前日までに通信環境や必要機材の準備・確認をした上でご参加ください。
  • 遠隔参加のための技術的なサポートはできませんので、ご了承ください。
  • 参加者による講習会の静止画/動画撮影・録音は禁止です。
  • 当日の発表の音声・スライドの著作権は発表者に帰属します。
  • 資料の二次配布は禁止されています。

問い合わせ先:担当者

一般社団法人 日本機械学会 流体工学部門担当 金子・川上
〒162-0814東京都新宿区新小川町4-1 KDX飯田橋スクエア2階
Tel: 03-4335-7611/E-mail: fed-jimu[at]jsme.or.jp ※[at]を@に替えてお送りください。

更新日:2026.2.10