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No.14-74  講習会「流体騒音」開催報告

担当:高石武久(宇宙航空研究開発機構)

2014 年 10 月 17 日(金)に、東京大学生産技術研究所にて 講習会「流体騒音」を開催いたしました.受講者数は計45 名でした(それ以外に教材のみ購入が20名)。受講者の所属別内訳は、企業37名、学校関係2名、その他6名で、会員資格別では、正員17名、会員外10名、特別員12名、協賛団体5名、一般学生1名でした。また、講習会終了後、講師の先生方3名を含めた7名で、東京大学生産技術研究所キャンパス内のイタリアンレストランで、懇親会を開催いたしました。当日のプログラムは、以下の通りです。

9:20~ 9:30 挨拶・諸説明
高石 武久(宇宙航空研究開発機構)
9:30~11:00 「流体騒音の数値解析の基礎」 
加藤 千幸先生(東京大学生産技術研究所)
11:00~11:10 休憩
11:10~12:40 「自動車に関わる空力騒音の数値解析」
加藤 由博先生(豊田中央研究所)
12:40~14:00 昼休み
14:00~15:30 「流体騒音の発生メカニズムと対策事例」
西村 正治先生(鳥取大学)
15:30~15:45 休憩
15:45~17:15 「航空機に関する飛行及び風洞試験の音源探査解析」
浦 弘樹先生(宇宙航空研究開発機構)
18:00~20:00 懇親会

聴講料については、2013年3月7日に開催された 講習会「流体騒音・振動」や最近の他講習会の料金等を参考に、2014年5月26日の講習会 WG 第1回会議に諮り、会員21,000円、会員外31,000円、学生員/大学院生の会員(正員)6,000円、一般学生8, 000円に設定しました。また、テキストの他に、講義で使用したプレゼンの電子ファイルを、3先生から提供いただき、参加者に Web 経由にて配布いたしました(加藤由博先生分については、会社の研究成果を含むため、当日のご紹介のみとなりました)。

【アンケート結果】

参加人数

45名 回答数名45名 回答率100.0%
○年齢 20代 22%、30代 38%、40代 27%、50代 11%、未記入 2%
○職種 企業の研究開発 69%、企業の設計業務 15%、教員 2%、学生 2%、その他の業務 11%
○参加のきっかけ 機械学会誌の会告原稿 4%、機械学会のWeb 33%、上司・先生・知人の紹介 53%、メーリングリスト 9%、その他 0%
○参加費用 高い 11%、やや高い 36%、妥当 53%、多少安い 0%、安い 0%
○使用テキスト 良い 0%、概ね良い 27%、普通 67%、若干悪い 2%、悪い 0%
(理由:抜粋)
・基礎的な内容から応用的なところまで広範囲の内容になっている
・講演時スライドも別添されているから
・白黒で見にくいところも多い
・説明資料も一緒にして頂けると書きこめて嬉しい
○理解度 かなり理解した 4%、概ね理解した 69%、余り理解できなかった 24%、殆ど理解できなかった 0%、未記入 2%
○満足度 非常に満足 11%、概ね満足 64%、普通 16%、多少不満 4%、不満 0%、未記入 4%
○ご意見、今後の講習会企画の要望(抜粋) EFDとCFDに関するV&V、ASME商業ソース適用ガイドラインの解説と事例、ガスタービン騒音改善実例、自動車の空力騒音に集中した講義、振動工学、ソニックブームの低減方法、流れと振動の連成解析実験(流れに起因した音と振動)、流れのはく離

 

加藤千幸先生 加藤由博先生
   
西村正治先生 浦弘樹先生
   
会場の様子 会場の様子
更新日:2016.2.25