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No. 22-115 講習会「流空力騒音入門講座 騒音計測の基礎と実例」開催報告

鈴木康方(日本大学),佐々木壮一(長崎大学)

2022年12月7日(水)に, 講習会「空力騒音入門講座 騒音計測の基礎と実例」を開催しました.37名の方が受講されました.以下の通り報告いたします.

開催方法および日時

オンライン開催(Zoom)
日時:2022年12月7日(火)9:20-17:00

ホームページ

https://www.jsme-fed.org/events/2022/22-115.html

プログラム

9:20~09:30 挨拶・諸説明
鈴木康方(日本大学)
9:30~10:50 「空力騒音の基礎」
濱川洋充(大分大学)
11:00~12:20 「空力騒音計測の基礎と鉄道における低騒音化の実例」
宇田東樹(鉄道総研)
12:20~13:20 昼休み
13:20~14:40 「自動車開発における風洞試験・車内音計測・CFDの基礎と実例」
宮澤真史(本田技術研究所)
14:50~16:10 「速度三角形の基礎とファン騒音の予測に関する実例」
佐々木壮一(長崎大学)
16:20~17:00

「パネルディスカッション」
鈴木康方(日本大学)

参加人数

正員 14名,学生員 2名,会員外 7名,一般学生 5名,特別員 3名,協賛団体学生 1名,協賛団体一般 4名,無料券 1名,計37名

アンケート結果

(有料参加者37名,回答者15名,回収率40%)

ご専門は何ですか? 
商用車の流体運動連成
自動車のサスペンション開発
流体音解析,騒音低減デバイスの開発
ファン流体音解析
音響解析
一般機械の音響設計,空力騒音設計
流体機械の設計
自動車の空力騒音の予測技術開発,接着剤の性能評価
ファンの音響解析
送風機の設計
防音機能を付与した建築材料の開発
空調機のファン設計
風洞実験,流体関連振動
冷凍・空調システム
流体力学 空力騒音

(2) 参加の動機:本講習会に参加した動機を簡単にお答え下さい.

CFDに関連して,流体音響連成の講演に興味を持ったため.
直接的にはかかわらないが他分野の知識を聞くことで幅広い視点を身に着けたいと考えた為
企業の若手であり,空力騒音の基礎を学ぶため.
流体発生音について基礎を体系的に学んだことがなかっため,勉強のため
音の計測に興味があったため.
流体計測,流体騒音計測が必要になったが,知識が足りないと感じたため
設計業務において,音響関係の知識を身に着ける必要があったため.
空力騒音関連のトレンド調査(自動車業界以外の業界も含めた)
計測方法や流体力学の基礎知識を学ぶため
知識
空力騒音の基礎知識が必要となったため
音響解析に関する基礎知識が必要となったため
共同研究者から空力騒音に関する質問があり,これまで専門的に学ぶ機会がなかったため.
冷凍・空調領域で生じる空力騒音の基礎的知識を学ぶため
卒業研究への活用の為

オンライン開催について,上記の選択をした理由を簡単にご回答下さい.
講演資料を個人の環境で参照しやすいため.
受講するにあたって特に障害を感じなかったため
移動が無いため.
出張などの必要がないため,普段の業務への影響が少なく,参加しやすいため
集中して自分なりにメモを取ることができた.
・場所にもよるが現地開催だと出張費用や時間の観点で断念する場合がある. ・現地開催の方が,講師の方や他の参加者と深い話ができる.
好きな場所で受講が可能であるため.
現地までにいかずに講習を聴講できるため
場所を選ばないで参加できる事
移動が不要
参加の調整が用意であるため
場所にとらわれず気軽に参加できるため
仕事柄,出張で勤務地を離れることが難しいため
在宅での受講が可能なため(基礎疾患があり感染予防のため)
移動の手間が無い

テキスト(教材)について,上記の選択をした理由を簡単にご回答下さい.
見やすい資料でした.
実例を取り上げておりイメージしやすかった
後で見返しても内容が概ねわかるため.
分かりやすかったため
とても見やすくわかりやすかったため.
事前に配布していただけたので,内容を検討できた.
見やすいスライドでよかったと感じる.それぞれの式に変数の意味を書いていただけるとありがたいです.
見やすい資料が多かったから.
基礎研究の資料として使える素晴らしい資料であったため
内容が丁寧で分かりやすかったため
非常に見やすくわかりやすいです.
基本的な考え方の理解を促す内容であったため
基礎から丁寧に解説があった為,そのあとの内容理解がしやすい.

(13) 今後,空力騒音に関する講習会においてどのような内容の講義を聴講したいですか? 
空力は他分野であるため具体的に必要になった場合は聞きたいことが出てくると思うが今はない.
騒音源ごとの基本的な対策
最新の研究動向の紹介など
・空力騒音の各種対策法 ・最新のCFD-CAAシミュレーション手法の解説 (格子ボルツマン法?) ・連成解析 (流体振動,音響振動など) を含めた解析手法
音源探査の詳しい理論.CFD解析の基礎.
空力騒音の予測技術手法と事例紹介
AnsysやActranを用いた音響解析
空力騒音低減の原理と手法について
解析における各種音源項の違い

(14) その他のご意見:特に,このような講習会が企画されれば是非参加したいという講習会があればお書き下さい.
自動車の操縦安定性,振動関係などの基礎知識
信号処理,機械学習の講習.
機械学習入門
Ansysで行った研究のお話
申し込み後に仕事が入り,また聴講中にも緊急の対応が入りましたため,ほとんど聴講できず申し訳ありませんでした.

更新日:2023.1.4