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No. 23-47 講習会「CFDの基礎とノウハウ」開催報告

講習会「CFDの基礎とノウハウ」をオンラインで開催し、85名に方にご参加いただきました。同講習会のアンケートの結果を、以下の通りご報告いたします.

ホームページ

https://www.jsme-fed.org/events/2023/23-47.html

開催日および開催方式

2023年6月27日(火) オンライン形式

プログラム

9:20~ 9:30 挨拶・諸説明 阿部 圭晃 (東北大学)
9:30~11:00 「流れの本質の理解と解析の基礎」 加藤 千幸(東京大学生産技術研究所)
11:10~12:40 「物理モデルの基礎と選択法」 山本 誠 (東京理科大学工学部)
12:40~13:40 昼休み13:40~15:10 
13:40~15:10 「離散化手法とスキームの基礎と選択法」 嶋 英志 (宇宙航空研究開発機構)
15:20~16:50 「自由界面流れの数値計算」 高木 周 (東京大学大学院工学系研究科)

参加区分

正員:30名(36%),特別員:11名(13%),会員外:18名(21%),学生員:20名(24%),一般学生:5名(6%),協賛団体会員:1名(1%)

アンケート結果

(参加者85名,回答者47名,回収率55%)

(1) 参加者ご自身について:差支えなければ年齢を教えて下さい.
フォームの回答のグラフ。質問のタイトル: (1) 参加者ご自身について:差支えなければ年齢を教えて下さい.。回答数: 47 件の回答。

ご自身のお仕事に関して
フォームの回答のグラフ。質問のタイトル: ご自身のお仕事に関して,該当するものをチェックして下さい.。回答数: 47 件の回答。

ご専門について

  • 流体工学
  • 混相流
  • 脱炭素技術の開発
  • 建物空調設備の空調システム設計
  • 混合機、粉砕機の設計
  • レオロジー
  • 空調設備システムの設計
  • 液滴衝突
  • 構造解析
  • 制御関係
  • 冷凍機器設計
  • スピーカの解析
  • ポンプの設計開発
  • 食品装置の改善、設計
  • 航空機翼の構造最適設計
  • 機械設計、材料力学
  • 元々は電気系統の設計
  • 下水処理関連
  • 機械システム開発・設計
  • 太陽電池の取付構造設計
  • 商品設計・開発に関わる流体力学に関する問題全般
  • 土砂洪水氾濫や土石流等の解析
  • 減速機設計
  • 機械設計
  • 加工
  • 事務機器の構造、流体シミュレーション
  • バルブのメカ設計
  • 主に自動車・電気関連の構造・熱流体解析等に従事して参りました。
  • ポンプの設計開発業務
  • 地下水の流動解析を用いた環境影響評価
  • 大形ポンプの計画設計
  • 鋳造方案の最適設計
  • 流路内の偏光計測の研究
  • 噴流の数値計算
  • 熱工学
  • 伝熱工学
  • 空調の設計
  • レーザーを用いた集束ジェットの研究
  • 溶射
  • 自動車内装部品(空調吹き出し部の研究開発)
  • ロケットの構造解析
  • 流体解析
  • 振動・騒音関係の研究開発
  • 相変化伝熱

(2) 参加の動機:本講習会に参加した動機を簡単にお答えください。

  • 大学、大学院で学んだ流体解析を、改めて勉強し直したいと考えた次第です。
  • 室内環境の気流解析を行うため
  • 業務に流体シミュレーションソフトを導入したため。
  • CFDに興味があったから
  • シミュレーション業務で基礎知識が必要となったため
  • 流体力学の基礎知識が研究につながると考えたから
  • 数値計算 (VOF法) を研究に取り入れようと考えていたと思うから.
  • 卒業研究に向けてCFDへの理解を深める必要があったため。
  • これまでふれてこなかったCFDに興味を持ち、その基礎を勉強したいと考えたため。
  • 業務において、流体力学の基礎知識が必要となったため
  • CFDの知識が必要となったため
  • 数値解析に興味があるため
  • 開発業務において流体力学の基礎知識が必要となったためです。
  • 業務において使用しているCFDについての知識を深めるため
  • タンク等の流れの解析を行う業務を担当しているため基礎知識を学びたかった
  • 流体・構造連成問題へと取り組むにあたり,流体のご専門である先生方のお話に興味があったから.
  • 流体解析業務も兼務しており、CFDの根本についてやモデルの選択方法を学びたかったため
  • 販促資料を作るのに流体解析を検討しているが基礎知識が無いので受講した
  • CFDを業務で使用することがあり、流体力学の基礎知識を知っておきたいと考えたため。また、6/1,2の流体力学基礎講座(受講済み)から内容が連続しているようだったため。
  • 固気混相流体システムの開発の参考に。
  • 流体解析を自部署で導入するにあたり、基礎知識を学ぶ必要があったため
  • 乱流の流れ場を扱う上で乱流モデルや離散化手法に関する知識が必要となったため。
  • 研究においてCFDの基礎知識が必要となったため
  • 最新の流体力学の計算手法を学びたいと思った
  • 設計業務において流体力学の基礎知識が必要となったため
  • 流体解析について興味を持ったため
  • 放電加工や電解加工の加工現象の理解のためにCFD解析が必要なためです。例えば、狭い平行平板間の液中放電で生じる放電痕の形成過程を解析する必要があります。
  • 業務において、シミュレーション手法についての知識が必要と感じたため。
  • 設計業務の中でバルブの流量特性をCFDで明らかにする必要があるため。
  • 当面は、計算力学技術者(熱流体2級)試験勉強に役立てるため。中長期的には、当分野を極めたいため。
  • 開発・設計に使用するCFDについて基礎的な知識を身に着けるため。
  • 地下水以外の一般的な流体の性質について学びたく参加しました。
  • 技術のCPDとして
  • CFDを用いた設計を行っており,基礎知識を学習したかったため.
  • 実験に用いる流路の解析解を得るためにシミュレーションを使いたかったから.
  • 流体力学と数値計算についての理解を深めるため
  • 研究においてCFD解析の知識を身につけたく基礎から学びたかったため
  • 設計・解析業務において流体力学の知識を深めるため
  • 流体力学の知識を補うため
  • ノズル内の流体解析の知識を学ぶため
  • 実際にCFDを用いた性能検討を実施しているので、参考に
  • 解析に必要であったため
  • CFDに興味があったため
  • 流体解析において流体力学の基礎知識が必要となったため
  • 流れ場での振動・騒音の解析が必要となったため。
  • 最近相変化伝熱のCFDを始めたため.

(3) 参加のきっかけ:この講習会を何の媒体でお知りになりましたか?
フォームの回答のグラフ。質問のタイトル: (3) 参加のきっかけ:この講習会を何の媒体でお知りになりましたか?。回答数: 47 件の回答。

(4) 参加費用:参加費用についてはどのようにお感じですか?
フォームの回答のグラフ。質問のタイトル: (4) 参加費用:参加費用についてはどのようにお感じですか?。回答数: 47 件の回答。

(5) オンライン開催:オンライン受講についてはどのようにお感じですか?
フォームの回答のグラフ。質問のタイトル: (5) オンライン開催:オンライン受講についてはどのようにお感じですか?。回答数: 47 件の回答。

オンライン開催について,上記の選択をした理由を簡単にご回答下さい.

  • 移動時間などが省ける。
  • 自由な場所で参加できるため、業務との調整がつきやすい
  • 移動時間が無い。
  • どこでも受けられるため
  • 移動に時間がかからないため
  • スライドが見やすいため
  • 聴講にあたっての自由度が高いから.
  • 会場への移動時間が必要ではないため。また、話を聞きながら疑問に思ったことについて、オンラインであるためインターネットや書籍で調べることができた。
  • 参加が容易であるため。
  • 移動時間が短縮ができることがとても良いと思っています。
  • 移動時間を短縮できるため
  • 参加がしやすくてうれしい
  • できれば現地でお話をお聞きし,少し込み入った話もしてみたかったから.
  • 録画を後日見返すことで、理解できなかった部分を復習できるため
  • 交通費がかからないので良い
  • 講義時間外に業務が行えるため。
  • 受講場所を問わず、気軽に参加できる。
  • 移動費等削減でき、また、オフライン開催時と情報量としては変わらないような内容、質疑応答していただいたと感じたため。
  • 参加しやすい。
  • 手軽に参加できるため
  • 聞きやすいようにいろいろと工夫してくださった。
  • 交通費用が掛からなくて済むから参加しやすい
  • スライドがきれいに見える。手元にあるほかの資料を同時に見ることができる。オンサイトの場合の会場内の座る位置による視聴覚的な条件の制約がない。会場で長時間、座り続けることは、体力的に厳しい。
  • 移動の時間、費用が省けるため(宮城県在住)。
  • 在宅で集中して受講できるため。
  • 移動不要のため、時間効率が良い
  • 進行はスムーズであり、スライドなど見やすかったため。
  • 地方の現場への長期出張中でも参加しやすいため
  • 講習時間を確保できれば参加できるのは助かります
  • 移動時間などの制約がない
  • 移動時間なしで受講することができる.
  • イベントが重なっても参加可能のため
  • 非常に有益な時間を過ごせたと感じる。
  • こちらの知識不足で、後から資料を見返して疑問が湧く時があるので、差し支えなければ講演後もメールなどで質問できる環境があると心強い。
  • 講義のみで実験を伴わないため、リアルにする必要性が少ないため。
  • 少し講師の方の声が聞きづらい場面があった.
  • 現地まで赴かなくてよかったので
  • 視聴者に尋ねるシーンは無駄な気がする。それ以外はとても良いと感じた。
  • 学校など受けることができるから
  • 移動時間がなく、スライドが近くで見れるため
  • 移動の必要がなく参加しやすい。また、ホワイトボード利用やスライドへのメモ書きなど、各講師がわかりやすくなるよう工夫されていた。
  • その日は大学の授業もあったため,出張はできなかった.オンラインであったので参加できた.

(6) 使用テキスト(教材):使用テキスト(教材)についてはどのようにお感じですか?

テキスト(教材)について,上記の選択をした理由を簡単にご回答下さい.

  • 知りたいことが網羅されている。
  • 印刷物が良かった。
  • 分かりやすいため
  • メモなども載っていたり、重要なところが強調されていたため
  • 分かりやすくまとまっているため.
  • 説明を補完することに大変役に立ったから。今後、研究で躓くことがあっても、本教材と講義のメモが活用できると考えたため。
  • 分かりやすい。
  • テキストは分かりやすかったです。
  • 内容を後から確認しやすくて良い
  • 充実した内容であったと感じた.
  • 分かりやすい
  • 量も多くなく説明を聞きながら見るのは良かった
  • 私には難しかったため。
  • 自分の流体についての理解度が低く、付いていけない部分があった。理解できる部分は興味深く聞くことができた。
  • 先生によって異なるものの、見返したときにわかりやすい内容であるため。
  • 豊富な資料
  • 初心者にも理解し利用できるように手法を限定してでも詳しい手法を教えてほしい。定期的に基礎的な講座を開催してほしい。
  • メモに時間を取られず、聞くことに集中できた。
  • 分かりやすい。理解できない計算等々を後で確めたり,学習を深めることができると思う
  • 内容が、ほどよくまとめられている点がよいと感じました。
  • アニメーションが貼られていても再生できないことが、やや不満です。
  • 要点がまとまっており、業務中に参照するに当たって使い易いと感じたため。
  • 講師の先生方のテーマに対する探求心と良い意味での個性が現れている点。
  • 欲を言えば、全体的に、ページ数が多少増えても、数式の導出過程も追加頂ければ、後で振返る際に助かります。
  • 細かく内容が記載されていたため。
  • 話す内容をメモ欄に記載していただけると自学自習しやすいです。
  • とても簡潔で分かりやすいため.
  • 理解の助けになった.
  • 動画が見ることができないのを除けば,見返すことができるため
  • 特徴や要点を簡潔にまとめてあると理解が深まった。
  • 数式にも各項の意味や意図を一言加えてくれることにより、本質的な理解に近づけたように感じる。
  • 見返しても、だいたい内容が思い出せるため。
  • 講義の内容が簡潔にまとめられており、あとから振り返りやすかった
  • 大筋は読み取れるが、読み物のようになっていればなお良いと思った。
  • 手書きで順を得て説明していただく方がわかりやすいと感じたから
  • 当日の講義の内容がほぼ全て含まれており、あとから確認したり、メモをとったりしやすかった。
  • 教材を見たときは講習会のイメージが全く持てなかったが,講習会は素晴らしかった.

(7) 理解度:本講習会に関する,全体的な理解度をお答え下さい.
フォームの回答のグラフ。質問のタイトル: (7) 理解度:本講習会に関する,全体的な理解度をお答え下さい.。回答数: 47 件の回答。

(8) 満足度:本講習会に関する,全体的な満足度をお答え下さい.

(9) 特に興味を持った講義を教えて下さい。
フォームの回答のグラフ。質問のタイトル: (9) 特に興味を持った講義の講師名。回答数: 46 件の回答。

(10)開催時期:講習会に参加をするためのご都合のよい時期についてお答えください。
フォームの回答のグラフ。質問のタイトル: (10)開催時期:講習会に参加をするためのご都合の良い時期についてお答えください.。回答数: 46 件の回答。

(11)講習会の開催方法について
フォームの回答のグラフ。質問のタイトル: (11)講習会の開催方法について。回答数: 47 件の回答。

(12)機械学会事務局(東京・飯田橋)でのハイブリッド形式の講習会について
フォームの回答のグラフ。質問のタイトル: (12) 機械学会事務局(東京・飯田橋)でのハイブリッド形式の講習会について 。回答数: 42 件の回答。

(13)講習会終了後の懇親会の開催について(ハイブリッド及び対面開催の場合)
フォームの回答のグラフ。質問のタイトル: (13)講習会終了後の懇親会の開催について(ハイブリッド及び対面開催の場合)。回答数: 45 件の回答。

(14) その他のご意見:特に,このような講習会が企画されれば是非参加したいという講習会があればお書き下さい.

  • 粉粒体機械でのシミュレーション事例
  • 加藤先生の講義に興味を持ちました
  • 混層流現象(液滴衝突など)のCFD
  • 数値計算に関して,もう少し簡単なところから説明して頂けるとありがたい (山本先生以降の話が難しかった.).
  • 流体力学の知識も聴講したいです。
  • 流体解析の精度や再現性を保証する手段について
  • 社会人の方への学びなおしの意味も含めて,簡単に手に入る参考書の内容程度の講義もお聞きしたい.短期集中で.
  • 具体的な解析事例の紹介と実現象の測定方法、結果比較
  • 流体解析の具体的な練習問題。解き方、考え方についての講義
  • 知りたかった内容が詰まった講習会でしたので、この講習会に関しては、今回のような内容のままで良いと思う。
  • 河川などの開水路流れの数値シミュレーション
  • CFDに関し、さらに初心者向けの講義も聞いてみたい
  • 流体工学については知識がないので基礎的な内容と最新技術や流体解析の事例と方法など
  • 今回のように、基礎的な内容がよいと思います
  • シミュレーションの数学の部分についての、分かりやすい講義があれば助かります。
  • 各企業における事例紹介とそれに対する研究機関の先生方からのコメントを伺える機会があるとよいかと思う。
  • 今回初参加ですが、テーマの幅および難易度それぞれ、バリエーション豊富でとても刺激となりました。来年度以降も、基本的に色々な広さ・深さがあっても良いと感じます。産業界・学会のいずれにせよ、最先端のトピックスも盛り込んでいただけると幸いです。
  • 初学者向けの流体力学の講義をゆっくり目に説明した講義
  • 新しい技術や知識の紹介を期待します
  • 数値計算における結果の計算格子の影響
  • 今回の講演会を通してCFD解析の入門となる講義を通して、研鑽を積んでいきたい。
  • 製品開発の現場でCFDでの物レス評価が実際に実用化の域にある事例と勘所を学べる講習会
  • 混相流

(15) その他のご意見:特に,このような講習会が企画されれば是非参加したいという講習会があればお書き下さい.

  • 熱が関わる流体力学(熱流体力学)の基礎講座があれば参加したいです。
  • 東京に限らず,例えば大阪など,複数の都市で行われると,近場であった際に行きやすくていいと感じている.
  • 流体と固体の連成解析の基礎と解析事例
  • 今回の講習よりさらにやさしい流体解析の基礎(流体力学を知らない人でも分かる内容)
  • 本日はどうもありがとうございました。
  • 実験と解析結果の照らし合わせの方法等、解析結果の評価方法についても機会があれば学びたい。
  • 今回よりももっと基礎的な数値流体力学の講座を定期的に実施してほしい。
  • 大変勉強になりました。ありがとうございました。
  • 構造シミュレーションや衝撃シミュレーションについての講習会があればよいと思います。
  • 計算力学技術者(熱流体2級)試験対策講習会を希望。解答解説を読んでも理解できない部分が多々あります。言い換えますと、未知の用語・概念がたくさんあります。または、過去問題集の解答解説をより詳細に改訂いただけると幸いです。固体2級の過去問題集に比べ、解答解説が淡白に感じます。
  • 回転機械の基本的なトラブルの原因と対策
  • 数値解析のためのプログラミング講座
更新日:2023.10.10