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A-TS 05-20 北陸地区流体工学研究会

主 査: 木綿 隆弘(金沢大学)
幹 事: 杉本 康弘(金沢工業大学),渡辺 大輔(富山大学)

報告事項:

 本研究会では年2回,夏は石川県,冬は富山県または福井県で講演会を開催している.夏は正員を中心とした講演会,冬は学生の発表を中心とした流体工学シンポジウムで構成されている.
 2018年度夏の研究会は2018年8月25日に金沢大学角間キャンパスにて開催された.福江高志氏(金沢工大)による「バイオミメティクスの視点に基づく脈動流による熱流体制御」,加瀬篤志氏(富山大学)による「はばたき翼により発生する揚力に関する研究」,清家美帆氏(富山県立大)による「トンネル火災安全性定量化に向けた実大避難実験」および臼沢太一氏(石川高専)による「平面、円形噴流の受動的制御に関する研究」の計4件の講演があり,活発な討論が行われた.正員,学生合わせて64名の参加があった.
 2018年度冬の研究会は2018年12月15日に福井大学文京キャンパスにて開催され,富山県立大学,金沢大学,金沢工業大学および福井大学から計6件の講演のほか,蝶野成臣氏(高知工科大)による「液晶の流動と機械要素への応用」と題した特別講演も行われた.特に学生にとっては日頃の研究活動の成果を示すとともに,特別講演も含め活発な討論を通じて新たな知見を得るよい機会となった.正員と学生を合わせ59名の参加者があった.

その他:
研究会の風景

2018年度夏の講演会の様子 冬の流体工学シンポジウム2018の様子

活動報告

◎第61回研究会プログラム
開催日:2018年8月25日(土)
講演会場:金沢大学 角間キャンパス 自然科学大講義棟 AV講義室
<講演会>
(1)「バイオミメティクスの視点に基づく脈動流による熱流体制御」
福江高志(金沢工業大学)
(2)「はばたき翼により発生する揚力に関する研究」
加瀬篤志(富山大学)
(3)「トンネル火災安全性定量化に向けた実大避難実験」
清家美帆(富山県立大学)
(4)「平面、円形噴流の受動的制御に関する研究」
臼沢太一(石川工業高等専門学校)

◎流体工学シンポジウム2018 プログラム(第62回研究会)
開催日 :2018年12月15日(土)12:00~18:30
講演会場:福井大学 文京キャンパス共用講義棟1階 K110講義室
(1)軟質円筒狭小空間におけるファイバ形レーザ誘起気泡の挙動
* 濱本将成(金沢工大・院・学),杉本康弘(金沢工大・正員),佐藤恵一(金沢工大・正員)
(2) クロスフロー風車用つば付き集風装置の開発
* 森田裕貴(金沢大・院・学),河野孝昭(金沢大・正員),木綿隆弘(金沢大・正員),小松信義(金沢大・正員),定池隆宏(金沢大・学)
(3)ノズル出口に長方形タブを設置した平面噴流の流れ場計測と数値流体解析
* 三上裕大(金沢大・院・学),木綿隆弘(金沢大・正員),河野孝昭(金沢大・正員),小松信義(金沢大・正員),臼沢太一(石川高専・正員),野口航平(金沢大・学)
(4)感圧発光薄膜センサを用いた微細流路壁面の温度計測
* 加藤巧也,(富山県立大・院・学),光崎雅大(富山県立大・学),坂村芳孝(富山県立大・正員),大嶋元啓(富山県立大・正員),川端繁樹(富山県立大・正員)
(5)超音波照射下の固液混相媒体中の粒子挙動(溶存酸素濃度の変化)
木野拓人(福井大・院・学),* 小崎拓人(福井大・院・学), 太田淳一(福井大・正員)
(6)乱流境界層における凝固しつつある液体流れのDNS
* 一柳 隆史(福井大・院・学),太田 貴士(福井大・正員)
特別講演
液晶の流動と機械要素への応用
* 蝶野成臣(高知工科大),辻知宏(高知工科大)

更新日:2020.7.14