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A-TS 05-22 複雑流体研究会

主 査: 山本 剛宏(大阪大学大学院工学研究科)
幹 事: 山口 博司(同志社大学理工学部)
幹 事: 鈴木 洋(神戸大学)
幹 事: 高橋 勉(長岡技術科学大学機械系)
幹 事: 岩田 修一(名古屋工業大学)

報告事項:

高分子流体,サスペンション,液晶などの複雑流体の工学的応用が拡大するに従い,その研究活動が活性化している.いろいろなアプローチで複雑流体を研究している研究者が集い,ノウハウや詳細情報の交換を行うことで,この分野の発展を促進することを目的としている.年1~2回の研究会と機械学会でのオーガナイズドセッション(OS)の実施および他の学協会での同様のOSの開催などを行っている.本年度は,以下の通り,第21回および第22回の研究会を実施し,また,機械学会年次大会においてOSを開催した.

 若手研究者の育成を目的として,2019年6月22日(土)に,第21回複雑流体研究会(大学院生の発表会)を当研究会が主催し,同志社大学エネルギー変換研究センターとの共催で,同志社大学京田辺キャンパス 光喜館で開催した.若手研究者による発表 1件と大学院生による発表 12件が行われた.参加者は教員10名,学生19名であった.今回より大学院生の発表の中から優秀発表表彰を行うことにし,出席の教員によって構成された審査委員による審査の結果,東京理科大学大学院理工学研究科の仁村友洋さんが表彰を受けた.

 2019年9月8日(日)~11日(水)に開催された日本機械学会2019年度年次大会においてオーガナイズドセッション「複雑流体の流動現象」を企画・実施し,14件の研究発表が行われた.

 第22回研究会は日本レオロジー学会の「希薄溶液の流動学研究会」との共催で,2019年11月6日(水)に名古屋工業大学において開催された.本研究会では,名古屋工業大学の岩田修一先生による講演「気泡・液滴・微粒子分散工学とレオロジーが関連した研究の紹介」の後,研究室見学が行われた.

 他に,日本流体力学会(2019年9月13日~9月15日,電気通信大学),レオロジー討論会(日本レオロジー学会,2017年10月16日~18日,滋賀県立大学)の講演会などでも会員がOSを企画し,開催している.

 別紙に,それぞれのプログラムなどを掲載し,上記活動の詳細報告とする.

更新日:2020.7.14