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アメンボ

まずは見てみよう!

どんな実験?

実験手順と種あかし

  • アメンボは水の上に浮くことができます。なぜ浮くのかを実験してみましょう。
  • ストローを使ってアメンボを作ります。胴体の一部を細く切って6本の足を作ります。残ったストローを幅2mmくらいに切り、それぞれの足の先に貼りつけます。このときに大切なことは軽くて小さく作ることです。
  • これを水面に置くと、浮くことがわかります。アメンボが水たまりなどに浮いているのと同じです。
  • このとき、アメンボは表面張力のはたらきによって水に浮いているのです。
  • それをたしかめるために食器洗い洗剤をうすめた液(表面張力のはたらきを弱める)をスプレーで吹きかけます。すると、アメンボは沈んでしまいます。このことからアメンボは表面張力によって浮いていることがわかります。軽くて小さなものなら浮力(水中部分にはたらく力)がほとんどなくても表面張力だけで浮くことができます。
  • この実験動画はJSPS科研費 18K03956の助成を受けて制作しました。
【キーワード】

表面張力

【関連項目】

1円玉を浮かべる

【参考】

石綿良三・根本光正「流れのふしぎ」講談社ブルーバックス、P62-71.

石綿良三「図解雑学流体力学」ナツメ社、P48-49.

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更新日:2023.4.1