流れの読み物

Home > 流れの読み物 > ニュースレター > 2022年11月号

流れ 2022年11月号 目次

― 特集テーマ:2022年度年次大会 ―

  1. 巻頭言
    (森,金川)
  2. 壁面乱流の工学的モデリング
    須賀 一彦 (大阪公立大学)
  3. 粉粒体の流れを予測する
    田中 敏嗣 (大阪大学)
  4. 人工知能をメタモデルとした流体機械の最適化設計
    坂口 大作 (長崎大学)
  5. 粘弾性流体や乱流拡散を対象とした深層学習
    塚原 隆裕 (東京理科大学)
  6. モード分解を用いた流体計測の高度化
    野々村 拓 (東北大学)

 

巻頭言

 日本機械学会2022年度年次大会が2022年9月11日(日)~14日(水)の日程で富山大学五福キャンパスにて開催されました.新型コロナウィルスの影響から昨年度および一昨年度は2年連続でオンライン開催となっていましたが,本年度は3年ぶりに現地開催となりました.

 流体工学部門関連の企画では,基調講演として大阪公立大学 須賀一彦教授より「壁面乱流の工学的モデリング(滑面壁-粗面壁-多孔体壁に至るまで)」,大阪大学 田中敏嗣教授より「粒子系混相流のDEM-CFDシミュレーションの発展」の講演を頂くとともに,ワークショップ2件,他部門とのジョイントワークショップ2件,オーガナイズドセッション5件,他部門とのジョイントセッション13件が催され,多くの研究発表・活発な討論が行われました.

 今回の特集では,基調講演を頂いた大阪公立大学 須賀一彦教授ならびに大阪大学 田中敏嗣教授,EFDワークショップ「流体工学とAI」で講演を頂いた各先生方から話題提供を頂きました.本号を通じて,流体工学部門の活動を多くの方々に知って頂き,部門活動の活発化の一助になれば幸いです.

 末筆ではございますが,ご多忙中にも関わらず,特集テーマについて話題をご提供頂きました執筆者の方々に厚く御礼申し上げます.

11月号担当
森英男(九州大学)
金川哲也(筑波大学)

更新日:2022.11.17