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流れ 2011年12月号 目次

― 特集テーマ: 医療と流体工学 ―

  1. プラズマ医療と流体工学
    佐藤岳彦(東北大学)
  2. 数値流体シミュレーションを用いた摩擦音"s"発音分析への取り組み
    野崎一徳(大阪大学)
  3. 血管内治療支援のための大血管内腔可視化システムの開発
    田中志信,本井幸介,山越憲一,大竹浩志,渡邊 剛(金沢大学)
  4. 臨床における脳動脈瘤流体解析の活用
    河野健一(和歌山労災病院)
  5. 編集後記
    (渡邉,佐々木,長谷川)

 

編集後記

 高度な医療の進展に向け,医工連携の重要性・期待度がますます高まっています.「医療と流体工学」と題した今号の特集では,流体現象と密接に結びついた医療技術の開発・利用について,大学における最先端の研究例,現役の医師による臨床での利用例をご紹介いただきました.連携の程度に差こそあれ,いずれの記事からも,求められる解の把握,生体データの共有,あるいは実証試験の実施のために,医学・工学の相互理解・協力が重要であることが伝わってきます.また成果を実用化・事業化し世の中に送り出すためには,より多方面からの参加協力が重要とのことで,流体工学関係者のみならず,多くの方々にご覧いただければ幸いです.

 ご多忙中にも関わらず,特集テーマについて話題をご提供いただきました執筆者の先生方に厚く御礼申し上げます.

12月号担当
渡邉啓悦((株)荏原製作所)
佐々木大輔(東北大学)
長谷川雅人(金沢大学)

更新日:2011.12.7